第三の開国

Photo Mar 18, 10 40 31 PM

最近、「日本」について考えることが多くなりました。

日本人としての自分、日本語という言語、日本という国のこれから等など・・・。

取り留めのなかった思考がようやくぼんやりと形になってきた気がするので、とりあえず今の時点でのフレッシュな(笑)気づきを、ブログに書き留めてみたいと思います。

タイトルは『第三の開国』

もうすでに日本の『第三の開国』は始まっているような気がするのですが・・・みなさんはどう思いますか?

(注:『第三の開国』という言葉をタイトルに使用した本が何冊かあるようですが、それらは読んでいません。もし同じコトが書いてあったらどうしよう!?・・・まぁそれはそれでスゴいかw(^◇^;)ゞ)
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「咸臨丸」をきっかけに、日本という国について考えるようになった

私が「日本」について考えるようになったのは、「咸臨丸(かんりんまる)」という幕末の軍艦の存在を知ったのが直接のきっかけです。

 

「咸臨丸」は江戸幕府が開国の際にアメリカに派遣した軍艦でして、勝海舟や福沢諭吉などが乗り組んでいました。

まだ無線やレーダーが無い時代、木造の船で太平洋を横断するワケですから、それはもう命がけの大冒険です。

そして
・船内での日本人とアメリカ人の軋轢
・アメリカ人艦長による航海術の指導
・サンフランシスコでの熱狂的な歓迎
といった具体的なエピソードは、今読んでも大変興味深いものでした。

つまり、私にとって今までは単なる歴史上の出来事だった「開国」が、「咸臨丸」によって、急にリアル感をともなって実感出来るようになったワケです。

第一の開国〜物理的な開国〜

それでは、ペリーの黒船来航に端を発した日本の「第一の開国」について振り返ってみます。

私が思うに、1854年の日米和親条約による開国は物理的な開国でした。

実際に日米和親条約締結後に「咸臨丸」がアメリカに行ったように
物理的に人やモノの移動
が始まったワケです。

今では「生糸」と聞いてもあんまりピンときませんが、富岡製糸場などは開国による物理的なモノの移動の代表例だと思います。

第二の開国〜文化的な開国〜

「第二の開国」のタイミングは、第二次世界大戦における日本の敗戦。

この「第二の開国」は文化的な開国だったと言えると思います。

もちろんGHQ(進駐軍)による政治的な変化も大きかったでしょうが
・1964年の海外旅行の自由化
・同じく1964年の東京オリンピック開催
・オリンピック開催に伴うテレビの普及
などに伴い、海外の文化がかなり急激に日本になだれ込んできたのかなと。
(注:東京オリンピックの時、私はまだ生まれていませんw)

ハンバーガー、コーラ、ジーンズ、ビートルズ、ハワイetc.

今では当たり前のように身近にあるモノも、冷静になって考えてみれば、日本に入ってきたのは本当につい最近のことです。

第三の開国〜精神的な開国〜

さて、ついに「第三の開国」の話に入ります。

・「第一の開国」〜物理的な開国〜
・「第二の開国」〜文化的な開国〜
という流れを受けて
「第三の開国」は精神的な開国
だと思っています。

「『文化的な開国』と『精神的な開国』って何が違うの???」
という質問に対しては、まだ自分の中でうまく言語化出来ていなくてもどかしいのですが、とりあえず
・「文化的な開国」は表面的
・「精神的な開国」は内面的

なイメージです。

この「第三の開国」に関しては、特に「日米和親条約」や「ポツダム宣言受諾」といった具体的なきっかけがあるワケではありませんが、強いて言えば2020年の「東京オリンピック」がターニングポイントかなと。

精神的な開国に必要なものとは?

もう少し丁寧に説明したいな〜と思いつつ、時間も無いのでこのまま進めます(汗)

私が思うに「第三の開国」は避けられません。

「第一の開国」も「第二の開国」も、日本人の意思でコントロール出来る状況ではなかったからです。

そして、日本人が「第三の開国」をなるべくスムーズに乗り越えるポイントは
英語を代表とする外国語の学習
だと思います。

精神と言語は、繊細に、そしてダイナミックに繋がっています。

新しい言語を学ぶことは、「柔軟な心」や「広い視野」を得るきっかけになるはずです。

こんなことを言っている私も、まだ英語初級者ではありますが
「『第三の開国』という時代を生きている」
という緊張感を持って英語に取り組んでいきたいと考えています。

まとめ

以上「第三の開国」についてでした。

テーマが大きいので、この記事だけでは言葉足らずの点が多々あるかと思いますが、まずは今の時点で言いたいことをズバッと言ってみました。

今後また思考が深まれば、随時ブログで補足記事を書いていくつもりです。
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