さて、前回の「『世界時差時計』プロモーション動画制作秘話・マインド編」に引き続き、今回は「アニメーション編」と題してプロモーション動画の具体的な製作方法について触れたいと思います。
ちなみに1本目のアプリ『簡単コーデ』のプロモーション動画に関しては下記記事で取り上げております。
よろしければご参考にドウゾ(^^)
・なるべくラクに、なるべく見栄え良くアプリの紹介動画を作成する方法(その1)
・なるべくラクに、なるべく見栄え良くアプリの紹介動画を作成する方法(その2)
・なるべくラクに、なるべく見栄え良くアプリの紹介動画を作成する方法(その3)
『世界時差時計』のプロモーション動画はコチラ!
(Youtube・RandyAppsチャンネルにて公開中)
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今回のこの動画のキモは冒頭の世界地図のアニメーションなんだヨ~ということは前回ブログで申し上げたとおりです。
で、その具体的な作り方なのですが、これはもうひたすら気合・根性・根気で地味~にコツコツと素材を準備し、編集しました。
「このツールを使うと超便利♪カンタン♪」みたいなTip’sはま~ったく無いので、そういう情報を期待された方、ゴメンなさ~い(´∀`;)ゞ
◆小さな点をひたすら描いていく
素材の作成にはFireWorksを使用しました。
こういう背景(?)をまず作って・・・
フリー素材で見つけてきた世界地図を重ねます。
あとは、日本を出発した小さな点が・・・
太平洋をジリジリ進み・・・
分かりますか!?ジリジリ進んでおります!!
頑張れ!あとちょっと!!
無事アメリカ大陸到着~ヽ(^◇^*)/
・・・という作業をひたすら続けました。
ちょっとずつ違う世界地図を何枚も(50枚くらい?)PCに保存して、パラパラ漫画の要領でアニメーションを作成したワケです。
◆徐々に不透明なレイヤーを重ねていく
本当は白い点で画面が埋めつくされるぐらいにしたかったのですが、作業の途中で「コレはちょっと無理だぞΣ(゚口゚;」というコトに気付き、画面を白くホワイトアウト(?)させる作戦に変更。
手順としては、世界地図の画像に同じサイズの白いレイヤーをかぶせ、徐々にその不透明度を上げていきました。
(この作業もやはりFireWorksで)
違和感なくホワイトアウトさせるため、最初は少~しずつ不透明度を上げ、最後はパーッと真っ白くなるように何度も微調整。
最終的にはこのぐらい白~くなって・・・
いったん真っ白!純白!!
そしてアイコン&アプリ名の画像を表示!
実際の動画を見ると、な~んとなく色の変化がスムーズでないような気もするのですが、今の@100nasuの技術だとコレで精一杯~(´ω`;)ゞ
◆表示時間でスピードを調整する
この作業に関しては、iMovie上で行いました。
超絶ジミ~な演出効果ですが、世界中を駆けまわる白い点、東京を出発した時点では少しゆっくりめに動いております。
そして太平洋上空で(?)少~し加速しております。
仕組みとしては単純で、最初は「パラッ・・・パラッ・・・」とめくっていたパラパラ漫画を「パッ!パッ!パッ!」とめくったワケですネ。
(iMovieで表示時間を調整することによって)
◆アニメーション作業のまとめ
改めて作業の工程を振り返ってみて思いますが・・・地味ですね。超絶地味ですね。
そして細かい作業の連続でメチャクチャ大変でした。
しかも、プロモーション動画にこれだけの時間と労力をつぎ込んだ分の見返りがあったかというと、正直よく分かりませんщ(´□`;)щ
(このブログを書いている時点で、動画の再生回数は日本語版、英語版あわせて100回程度・・・www)
なので、「アプリの宣伝にはオリジナルのアニメーションがオススメ!」とは決して言えないのですが・・・しかしそれでも、動画という表現方法にはもの凄~く魅力&可能性を感じております!
まだまだ未熟ではありますが、また機会があれば動画作成の試行錯誤の様子を報告させていただきま~す(*゚∀゚*)