前回のブログでは、最近始めた英語発音テキスト『英語耳』をご紹介しました。
今回のブログでは、私が『英語耳』を始めて数日後に体験した
英語発音に関するちょっと面白いエピソード
をご紹介したいと思います。
あれは自分でも本当にビックリしました(笑)
英語勉強中の方の何か参考になれば幸いです(^^)
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それは『英語耳』で発音トレーニングを始めて、2、3日経った頃のこと。
場所は我が家の台所でした。
その日、夫が揚げたてのからあげを買ってきてくれたので、私はさっそくつまみ食いをしようと、爪楊枝を片手にからあげの容器の蓋をちょっとこじ開けたんですよね。
すると、蓋をとめていた輪ゴムがズレて「ビヨンッ!」と飛び上がり、思わず
「あっ・・・!」
と声を上げてしまいました。
そして、その時の私の発音が紛れも無く“æ”だったのです!
(正確に言えば、思わず口から出た小さな叫び声が”æ”であることに気がついた)
“a”や“ʌ”、そしてもちろん日本語の「あ」でも無く、間違いなく“æ”。
(輪ゴムにビックリしたせいで、普通の「あ」よりも少し舌に力が入っていたかも?)
そのコトに気づいた私は、爪楊枝を片手に台所でゲラゲラ笑ってしまいました。
妻がいきなり台所で笑い出したので、夫はかなりビックリしたみたいです(^^;)ゞ
どうして私が笑ったかを説明するために、まずは『英語耳』の一節を引用してみたいと思います。
正しい発音ができるようになると、英語を聞いた時に、話している人の口の形が頭に浮かぶようになります。自分の発音できる音(知っている音)が増えることで、聞き取りにも効果がでるのです。
(『英語耳』4ページより)
これこれこれ!この
『英語を聞いた時に、話している人の口の形が頭に浮かぶ』
という部分!!
この体験を、少し変則的ながら生まれて初めて自分で体験したので、私は嬉しくてゲラゲラ笑ってしまったのです。
『英語耳』のサブタイトルである
「発音ができるとリスニングができる」
という言葉の意味とそこに至るまでの道筋が、その瞬間、まるで暗闇に雷がピカッと光ったようにハッキリと理解出来ました。
いや〜、やっぱりからあげは熱いうちに食べるのがイチバンですネ!(←たぶん関係ないw)
もちろん私はまだ『英語耳』のトレーニングを始めたばかりなので、発音も上手ではありませんし、『Hulu』で海外ドラマを見ていても聞き取れない部分がほとんどです。
しかしそんな私でも、『英語耳』を始める前と始めた後で感じているある変化があります。
それは英語のリスニングの解像度が上がってきたこと。
もう少し具体的に説明すると、一つのセンテンスの中に実はたくさんの「知っている音」が入っていることが分かってきて、そしてそのことにより、今まではなんとなく同じだと思っていた”see”と”she”が実は全然違う音だということに気づくようになってきました。
・・・って、ちょっと分かりにくいですかね?
試しに、英語ではなく食べ物を例にして説明してみたいと思います。
例えばサラダ。
料理をしない人、もしくは料理に興味が無い人にとって、サラダというのは
「なんだか緑色の野菜がモシャモシャと盛られた食べ物」
だと思います。
でも、ある程度料理をする人だったら
「あ、レタスときゅうりとトマトが入っているな〜」
ぐらいのことは気がつくはず。
そしてさらに料理に興味のある人であれば
「レタスは玉レタスとリーフレタスの2種類を使っているな〜。あ、そしてエンダイブの苦味が効いているな〜」
など、同じサラダに対してより沢山のことに気がつくはず。
これと同じような感じで、私も英語を聞いた時今までより沢山のことに気づくようになってきたのです(^^)
以上
英語発音に関するちょっと面白いエピソード
でした。
正直に言うと以前は
「発音ができるとリスニングができる」
とか
「発音できない音は聞き取れない」
という言葉に少し懐疑的だったのですが(汗)、今回の台所からあげ事件を通じて、発音とリスニングには深い関係性があるということがとても良く分かりました!
引き続き『英語耳』トレーニングを行って、また何か気がついたことがあったらシェアしたいと思います(^▽^)/
マジ、チョット感動シタヨ!