実家の母親から
「腰を痛めて入院した」
という連絡を受けて、しばらくの間、東北某県にある故郷に帰省してきました。
本日のブログでは、その際に感じたコトをちょっと書き残しておこうと思います。
題して
団塊ジュニア世代と地方都市と介護
ちょっと重い感じのタイトルになってしまいましたが、私と同じ団塊ジュニア世代の方に読んでいただけると嬉しいです(^^)
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団塊ジュニアというのは1971年から1974年までに生まれた世代を指す言葉で、超ざ〜っくり言うと団塊世代の親を持っている人たちです。
団塊世代というのはものすごくボリュームのある世代でして(年間出生数260万人以上)、その子供達である団塊ジュニア世代もかなり人数の多い世代となっております(年間出生数200万人以上)。
ちなみに2014年の年間出生数は約100万人・・・団塊世代と団塊ジュニア世代の人口に占めるボリューム感、伝わりますでしょうか?
そして2015年現在、団塊世代はだいたい70歳ちょっと手前、団塊ジュニア世代は40歳ちょい過ぎという年齢。
人間、70歳前後になってくれば、どうしても身体の不調や痛みが増えてきまますよね。
そうなってくると、当然介護が必要な人も中には出てきます。
というワケで、「イチゴ世代」なんて呼ばれた団塊ジュニア世代も、そろそろ介護世代に突入するワケです(注:ここで言う介護世代というのは「介護をする側の世代」という意味です)。
いや〜、時が経つのは早いですね〜(^^;)ゞ
地方出身者が、大学進学や就職に伴い首都圏などの大都市に移住するというのは、近年ではよくある話。
実際、私も高校卒業のタイミングで故郷の街を離れ、就職のタイミングで東京に住み始めました。同じように故郷から大都市に移住した団塊ジュニア世代の方、かなり多いかと思います。
ただ、そういった大都市在住の団塊ジュニア世代の中には、親の介護開始に伴い故郷の街にUターンする方が、これからかなりの人数発生するような気がします。
「良い」「悪い」の話はちょっと脇に置いておいて、単純に、そういう事例が多くなるだろうという話ですね。
ネットを見ていると、最近「地方移住」というのがかなりアツいキーワードになっているように感じるのですが(イケダハヤトさんの高知移住や地域おこし協力隊、徳島県神山町etc.)、そういったIターン移住だけでなく、親のいる故郷へのUターン移住にも注目したいな〜と、今回の自分の帰省を通して思いました。
まぁ何しろ団塊ジュニア世代は人数が多いので(笑)、ほんの数%がUターン移住しただけでも地方の小規模都市に与えるインパクトはかなりあるハズ(`・ω・´)b
ここまで読んで、もしかしたら暗〜い気分になった方もいるかもしれませんが、個人的には団塊ジュニア世代の1人として
「どうせ変化するなら、前向きに変化していこう!」
という気持ちでいます。
もしもこの記事をお読みの方で、「親の介護」で少し不安を感じている方がいたら、コチラのくどひろさん(@40kaigo)のブログを覗いてみることをおすすめします。
⇒40歳からの遠距離介護
くどひろさんも、私と同じくまさに団塊ジュニア世代の方。
ブログを拝見すると、介護としてヘビーな事例も出てきますが、「しれっと」乗り切るくどひろさんの姿勢はまさに目からウロコで、ものすごく勇気づけられると思います。
いや〜、ブログって本当にいいですね(^^)
以上
団塊ジュニア世代と地方都市と介護
でした。
実際に私が故郷にUターンする予定は今のところ無いのですが、親が高齢になってきたのは事実なので、介護についても少しずつ勉強していきたいと思います。
ブログを紹介したくどひろさんは書籍も出版されているので、まずはコチラを読んでみるつもり。
団塊ジュニア世代の皆さん、一緒に「しれっと」頑張りましょう〜(^^)
最近帰省シタノハ、イツデスカ?