昨日のブログに引き続き、本日も介護関係のコトをちょっと書いてみたいと思います。
題して
母親の介護認定調査に同席して気がついた。「出来ないコト」よりも「出来るコト」に注目しよう!
親の老いに直面すると
「あ〜ん、どうしてこんなコトも出来ないの〜щ(≧◇≦;)щ」
とハラハラ(イライラ?)する場面も増えてくるかと思います。
そんな時、この記事のことを思い出していただけたら幸いです(^^)
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知らない方も多いと思うので、まずは「要介護認定調査」について簡単に説明したいと思います。
「要介護1」とか「要介護3」という言葉を聞いたことはありますか?
これは65歳以上の人の介護の必要度を表したもので、ザックリとした流れとしては
要介護認定の申請
↓
要介護認定調査
↓
主治医意見書
↓
審査判定(一次判定・二次判定)
↓
各市町村での認定
という感じで決まります。
我が家の場合、母が腰を痛めて入院したのをきっかけに
「ゆくゆくは介護保険を使うコトになるだろうな〜(´-`).。oO」
と考え、私が地元の市役所に出かけて行って「要介護認定の申請」を行いました。
介護保険を利用するためには、原則として
「アナタは要介護1ですね〜」
「アナタの場合は要介護3ですね〜」
という風に、要介護認定を受けている必要があるためです。
市役所での「要介護認定の申請」は、特に難しいコトもなく簡単に終了しました。
そして市役所に申請した数日後、要介護認定の調査員の方が我が家にやって来ました!
腰の低〜い男性の方です。
家族(娘である私)同席のもと、母に様々な質問をしていきます。
「1人でお手洗いに行けますか?」
「寝返りは打てますか?」
「爪は自分で切れますか?」等など・・・。
そして、そんな市の職員の方の質問に素直に答えている母を見て、私は急に母に対して申し訳ないような気持ちになりました。
「あぁ・・・私はお母さんの出来ないコトにばっかり注目していたな〜」
と思ったからです。
アラフォーの娘が70代の母親の側にいると、どうしても
「母親が出来ないこと」
ばかりに注意が行きがちです。
「昔は上手に出来たのに、どうして出来ないの・・・(≧◇≦;)???」
という心配や不安がベースにあるせいだと思います。
でも、要介護認定の調査員の方の質問を聞いていて
「1人でお手洗いに行けますか?」
→(ハッ・・・Σ(゚口゚; 世の中には1人でお手洗いに行くのが難しい人もいるんだ・・・でもウチのお母さんは1人でお手洗いに行ける・・・)
「1人で寝返りは打てますか?」
→(ハッ・・・Σ(゚口゚; 世の中には1人で寝返りを打てない人もいるんだ・・・でもウチのお母さんは1人で寝返りを打てる・・・)
「爪は自分で切れますか?」
→(ハッ・・・Σ(゚口゚; 世の中には1人で爪を切れない人もいるんだ・・・でもウチのお母さんは1人で爪を切れる・・・つーか、むしろ私より爪綺麗にしてるかも!?)
・・・と、終始こんな感じで(ハッ・・・Σ(゚口゚; )とさせられました。
「出来ないコト」よりも「出来るコト」に注目すれば、母にはまだ出来ることが沢山あったのです!スゴイじゃん、お母さん\(*^▽^*)/!!
以上
母親の介護認定調査に同席して気がついた。「出来ないコト」よりも「出来るコト」に注目しよう!
でした。
もちろん母も歳を取るにしたがって、これから徐々に出来ないコトが増えてくるかもしれません。
でもそんな場合であっても、「出来ないコト」よりも「出来るコト」に注目した方が、母自身にとっても、そして家族にとってもハッピーだと思います。
介護認定の結果はまだ出ていませんが、どんな判定になっても「出来ないコト」よりも「出来るコト」に注目するというマインドで進んでいきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^)
モチロン、必要ナ時ハ専門家ニ相談スルンジャゾ〜☆