ちょっと個人的&重い話題なのでブログに書くか迷ったのですが、今後同じような事態に直面する方もいるかもしれないので、思いきって書いてみます。
解決方法を提示するワケでも無いし、特に有益な情報も無いのですが、いつかこの記事を読んだ方に
「あ~、私(僕)だけじゃないんだな~」
と思ってもらうだけでも、ブログの記事の価値はあると思うので。
タイトルにある通り、実家の父(70代後半)が転倒し、脳挫傷で入院しました。
(命には別状なし。一部の記憶に混乱あり。)
で、結論から言うと、結局@100nasuは連絡を受けた翌日に帰省して、そのまま40日間ず~っと実家に滞在しておりました。
(具体的な父の症状などは、まだそこまで気持ちの整理がついていないのでご容赦くださいませ)
40日間って、フツーに考えて結構長い期間ですよネ?(´∀`;)
その間に、病室に朝から晩まで詰めて父の面倒をみたり、父の外泊許可にそなえて実家を片づけたりといったコトをしていたのですが、むしろここまで実家での滞在期間が長くなったのは、母のケアのためでした。
老々介護⇒共倒れ
という事例もけっして珍しくないみたいですし。
「父だけでなく、母も入院するようなことになったらどうしよう(≧◇≦)」
という不安が、帰省中はいつも付きまとっていました。
「高齢の親の一人暮らし」という状況は、離れて暮らす子供にとってモチロン色々と気がかりなことが多いと思いますが、たとえ夫婦で暮らしていても、決して安心というワケではないコトをヒシヒシと実感しました。
@100nasuの場合は子無し専業主婦&個人アプリ開発者という気楽な(?)立場だったから良いものの、フツーいきなり40日も仕事を休めませんよネ???
もちろん@100nasuも何かしらの組織に所属して仕事しているとか、手の掛かる小さな子供がいるという状況だったら、40日間という帰省期間がもっと短くなっていた可能性もあるのですが・・・。
でも、そうなると実家の母の負担が増えるのは避けられなかったと思いますし、@100nasu自身も「父を看病出来ない」&「母を手助けしてあげられない」というコトに対して罪悪感を持ったと思います。
病院では実に様々な職種の人が働いているワケですが、帰省中はそういう人を見てよく
「もしこの人の親が@100nasuの父と同じ状態になったら、この人はどうするのかな・・・?」
とボンヤリ考えていました。
一週間ぐらいだったら同僚が代わりにシフトに入ってくれたりするだろうけれど、それがもし二週間、三週間になったら・・・???
家族の不安定な病状に振り回されている最中、上司に「いつ頃仕事に復帰出来るか、見通しを教えてくれ」と言われたら・・・???
少なくとも@100nasuが今まで働いてきた中で
「仕事に対して何の心配も無く親の介護に40日間専念出来る」
なんて職場は無かったナ~・・・(-ω-)
親の怪我&入院でいきなり呼び戻された地元での40日間は、「火事場の馬鹿力」的な勢いで駆け抜けた40日間でもありました。
なんとか一番大変な時期は乗り越えられたと思いますが、
「同じコトをもう一度してください」
ともし言われたら・・・ちょっとムリかも~щ(´□`;)щ
でも、人はいつかは必ず亡くなるのですし、亡くなる前の数年間要介護の状態になるのは、自然といえば自然なのかもしれませんね。
平凡な締めくくりで恐縮ですが、親が元気なうちから「親の介護」という問題を他人ごとではなく自分ごととして一度リアルに考えてみるコトをお勧めいたします。
介護保険の大まかな仕組みを把握しておくだけでも、いざという時の心の余裕が違ってくると思います。
帰省中はいつもと違うイロイロなコトを考えたので、また機会を見て記事にするかも・・・です!