以前、英語の勉強会でお会いした上田哲也さん(@English09040)が、ついに英語に関する本を出版されました!
英語の勉強方法を解説した本なのですが、大人になってから英語の勉強を始めた方、特に初級者の方につよくつよくオススメしたい一冊だったので
これから英会話を始める人が『時短省力 私の英語勉強法』を買うべき3つの理由
と題して紹介したいと思います。
「英語を勉強したいけれど何から始めれば良いのかわからない」
「テキストを買っても最初の数ページで投げ出してしまう」
という、英語学習の入り口で足踏みしている方、ぜひ読んでみてください!
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第1の理由は、シンプルに「著者である上田さんの英語力が高いから」です。
著者紹介によると、上田さんが持っている英語関係の資格は「TOEIC 990点」「英検1級」「国連英検特A級」とのこと。
学校を卒業してから英語に触れる機会が無かったという方のために、これらの資格をざっくり解説しておきますね。
・TOEIC(トーイック)
日本ではかなりメジャーな英語の試験で、990点が満点。こちらのTOEICで990点満点を取る人数と割合まとめという記事によると、TOEICで満点を取る人の割合は、総受験者数の中で1%以下。
・英検
5級・4級・3級・準2級・2級・準1級・1級があり、1級が大学上級程度で一番難易度が高い試験。
・国連英検
前述の「英検」とはまったく異なるテストで、外務省が後援している。おすすめの英語資格一覧|11種類の難易度やレベル比較とランキングという記事によると
『中でも、特A級は日本で受けられる英語資格の最難関といわれています。』
とのこと。
さらに上田さんは、カナダに1年間の留学も経験されていますし、現在はお仕事で英語も日常的に使われているご様子。
つまり、上田さんはいわゆる「英語ペラペラ」な人なワケです。
(個人的にこの「英語ペラペラ」という表現、あまり好きではないのですが(汗)、分かりやすさを優先してあえて使わせてもらいました)
ただ、ここで私が強く主張したいのは、「英語力が高い人の書いた本を買うべき理由」が「たくさんの英語表現を知っているから」「英語を流暢に話したり、聞き返さずにリスニング出来るから」ではないということです。
そうです。ないんです。
そんなことは理由ではないんです。
英語力が高い人が書いた本に価値があるのは、その著者がこれまでに経験した「失敗」や「葛藤」の数が、そうでない人に比べて圧倒的に多いからです。
著者の上田さんは「はじめに」の中でこんな風におっしゃっています。
僕は今でこそ、時短省力の勉強法について本を書いていますが、英語を学び始めた当初は、非効率な時間の使い方もたくさんしてきました。
「遠回りをしてここまで来た」というのが正直なところです。
でもだからこそ、「もっとこうした方が効果的だよ」とお伝えできることもたくさんあると思うのです。
(『時短省力 私の英語勉強法』5ページより)
英語力が高い人がそれまでに経験した膨大な数の「失敗」や「葛藤」から得た「学び」や「気づき」を、たった千数百円程度で追体験出来るからこそ、英語力が高い人が書いた本は買う価値があるのです。
第2の理由は、「著者である上田さんが大人になって英語の勉強を始めたから」です。
日本では実に様々な立ち位置の方がそれぞれの立場から英語学習に関する情報を発信されています。
その中には、「もともと英語のネイティブスピーカーで、あとから日本語を身につけた方」や「幼少期に英語圏に移住しバイリンガルになった方」なども大勢います。
もちろん、そういった方からも英語に関して学ぶことはたくさんあるのですが、「英語の学習方法」に関して言えば、自分と同じような環境で英語を勉強した方の経験談の方が間違いなく参考になるはずです。
このブログ記事を読んでいる方も、おそらくですがすでに成人されていて(もしくはせいぜい大学生くらいで)、何か必要にかられて英会話を始めようと思っている方だと思います(これからご家族の海外赴任についていく幼稚園児の方がこの記事を読んでくれていたら、それはそれで嬉しいのですが・・・たぶんそんな読者の方はいないですよね(^^;))。
著者の上田さんも、成人した段階では英語力は中学レベルで、その後英語が上手なお友達とグアム旅行に行ったことがきっかけで英語学習を始められたそうです。
なので『時短省力 私の英語勉強法』では、上田さんが仕事と英語の勉強を両立させるために行った工夫がたくさん紹介されています。
もしも大人になってから英語を話せるようになりたいと思っているなら、同じように大人になってから英語を話せるようになった人から学ぶのが近道です。
第3の理由は、「著者である上田さんが英語初心者にも優しいから」です。
上田さんの最近のツイートを少しご紹介しますね。
著書の位置付けは、読者の方々とのコミュニケーションのきっかけ。本だけで全て伝えきれないから、できることなら、LINE@やTwitterを通して、読者の人と接点を持ちたいんです。わかりにくいことがあったら聞いてほしいし、僕もそこから学ばせてもらえたら理想的。#時短省力私の英語勉強法
— 上田哲也@著書『時短省力 私の英語勉強法』 (@English09040) 2018年12月23日
僕は基本giveだけしてればいいと思ってて、その対価をもらおうとはあまり思ってません。(だから勉強会もそんなお金もらわなくていいし、DMでの質問も大歓迎です)
Giveしたら単純に喜んでもらえるのが嬉しいし、回り回っていつか自分にも良いことあるかも、くらいのスタンスが自分にはしっくりきます。
— 上田哲也@著書『時短省力 私の英語勉強法』 (@English09040) 2019年1月17日
上のようなツイートをするだけでも十分に優しいと思うのですが、上田さんのスゴいところは実際に著書の巻末にも連絡先(LINE@)を掲載し
『また、本書を読んでもっと深く知りたいこと、疑問に思ったこと等ございましたら、ぜひLINE@でご連絡ください。著者自身から、しっかりとお返事させていただきます。』
と言い切っているところです。
他の人の英語相談にのる時間があったら、自分の学習時間にあてたり、もしくは他の英語上級者の方と英語談義(?)に花を咲かせたりも出来るはずなのに、上田さんのこういった他の英語学習者を応援する姿勢には本当に頭が下がります。
独学で英語を勉強していて、質問出来る先生や、身近に相談できる英語仲間がいない方は、ぜひ『時短省力 私の英語勉強法』を購入して上田さんに質問なり相談をしてみてください。
以上
これから英会話を始める人が『時短省力 私の英語勉強法』を買うべき3つの理由
でした!
まとめますと
・英語力が高い人はその分経験も豊富だね!
・大人になってから英語力を身につけた人の話は参考になるね!
・困ったら質問出来るから助かるね!
・だから『時短省力 私の英語勉強法』を買うべきだね!
ということです。
英会話をこれから勉強しようという方、単語帳を買う前にぜひ『時短省力 私の英語勉強法』に目を通してみてください。
その後の英語学習を自信をもって進められると思います!
そして、気がついたら肝心の本の内容についてほとんど触れていないということに気がついたので(汗)、次回のブログでは
オンライン英会話レッスンを600回受けた私が感じた『時短省力 私の英語勉強法』共感ポイント3つ
と題して、もう少し具体的に本書を紹介したいと思います。
お楽しみに!
本ヲ一冊書キ上ゲルッテ、トテツモナイ「エネルギー」ガ必要ダネ!