注:このブログ記事は、2019年4月19日に
「人気の洋書「Hoes」を読んでみました!英語多読の1冊目に「Hoes」をオススメ出来ない3つの理由」
というタイトルで公開した文章を、大幅に修正して書き直したものです。Twitterで情報提供してくださった皆さま、本当にありがとうございました!)
いったんお休みしていた英語多読ですが、最近また洋書を少しずつ読み始めています。
で、最近ついに読んでみたのが英語多読の定番書として名高い「Holes」です。
ですが、amazonでこの「Holes」を購入する際、じつはとんでもない失敗をやらかしてしまったので、その際に得た知見をブログでシェアしたいと思います。
時間の無い方のために一言でまとめますと、要は
amazonで売っている「Holes」には、「オリジナル版」と「脚本版」があるから要注意!!
というコトですね(^^;)
それではいってみましょう〜☆
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私が「Holes」の存在を初めて知ったのは、松澤喜好(まつざわ きよし)先生が書いた「英語耳」という英語発音の本でオススメされていたからです。
「英語耳」という本に大変影響を受けた私は
「よし!私もいつか「Holes」を読んでみよう!!」
と常々思っており、ラダーシリーズである程度「英語多読」に慣れた後、ついに「Holes」を購入してみたという次第です。
しかし・・・しかしですね!
私がamazonのKindle(キンドル)で購入した「Holes」は、実はオリジナルの「Holes」ではなく、なんと演劇用の脚本として、新しく書き直された「Holes」だったのです(涙)
ちなみに、コチラがamazonで電子書籍として販売されているオリジナル(小説版)の「Holes」で・・・
コチラが私が間違えて買った脚本版の「Holes」です。
よく見ると、表紙にシッカリと「Play」(脚本)と書いてありますね(汗)
でも、脚本版の「Holes」が存在するというコトを知らなかった私は、なんの疑問も持たずに
「これがかの有名な「Holes」なのね・・・ワクワク(*^ω^*)♪」
と、胸を躍らせて読み始めたワケです・・・。
というワケで、なんの疑いもなく読み始めた脚本版の「Holes」ですが・・・ハッキリ言ってかなり読みづらかったです(汗)
脚本版の「Holes」が読みづらかった具体的な理由としては、ストーリーがすべて
・状況を説明する「ト書き」
・登場人物の「セリフ」
の2つだけで進められるので、状況が分かりづらかったり、登場人物に対する感情移入がしづらかったことが挙げられます(´∀`;)
(もちろん、私の英語力がもっと高ければ、またちょっと違った印象になった可能性は否定しきれませんが、やはり「脚本」というのは役者さんの演技や舞台演出と組み合わせて完成することを前提とした文章なので、文章それ自体で完成品である小説と比べると楽しみづらいのはある程度しょうがないかな〜と)
ついつい
「この後、話が劇的に面白くなるのかも・・・!?」
「あの「英語耳」で松澤先生がオススメしている本だし・・・」
「せっかくお金を払って買ったのだから、ここで止めたらもったいない・・・」
と、頑張って最後まで読んでみましたが、結局最後まで
「・・・?????」
な感じでストーリーに入り込めませんでした(涙)
小説版の「Holes」を読んで
「面白い!」
と思った人が、さらに「Holes」への理解や世界観を深めるために「脚本版」を読むのはアリだと思いますが、「小説版」を読まずにいきなり「脚本版」を読むのはオススメ出来ません。
なので、これから「Holes」を読もうと思っている方は、どうぞ私と同じ間違いをしないようにお気をつけください(^人^;)
以上
人気の洋書「Holes」を読んでみた!amazonで売っている「Holes」には、「オリジナル版」と「脚本版」があるから要注意!!
でした!
念のため、「オリジナル版」(小説版)へのリンクも貼っておきますね。
ここからは、オマケ情報として今まで読んだ中で特にオススメの洋書(英語多読用の本)をご紹介いたします。
個人的な意見としては、たとえオリジナル版であったとしても「Holes」は英語多読デビューにはちょっと難し目だと思うので、もっと易しくて短い本からスタートして
「英語の本を一冊読み切ったゾ!」
という成功体験をまずは手に入れるのが大事かな〜と思っています。
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Flying Home
ニューヨークで暮らしているオウム(インコ?)のFelixが、故郷のブラジルに帰るために大冒険をするお話。
とても易しい英語で書かれていますが、きちんと「悲しみ」や「ワクワク」や「ハラハラ」が伝わってきて、大人でも十分読み応えがある本だと思います。
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落語 Rakugo (ラダーシリーズ Level 2)
「いきなり海外の本を読むのはやっぱり怖い・・・」
という方は、日本の出版社が出している英語多読用の教材を使うという手もあります。
こちらの「ラダーシリーズ」は全部で30冊ほど読んでみましたが、このレベル2の「RAKUGO(落語)」は読みやすいうえに内容も面白くてオススメです。
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In Aunt Lucy’s Kitchen (Cobble Street Cousins)
「Flying Home」を読んでみて
「さすがに簡単すぎる!バカにするな!!」
と思った方はコチラなんてどうでしょう?
見開きに必ず挿絵が書いてあって、物語の理解をさりげなく助けてくれます。
英語多読ノ旅ハマダマダ続ク・・・。