こんにちは!
大人になってからのやり直し英語で、かなりガッツリ「DUO3.0」をやり込んだ@100nasuです。
そんな私が、最近取り組んでいるのが「ダイアローグベーシック1200」という英単語集。
最近はこのテキストの #音読 と #暗唱 を中心に #英語学習 に取り組んでいる。 #DUO3 .0 と真逆のアプローチのテキストで、そこが気に入っている。 ⇒◆ 英単語・熟語ダイアローグ Basic1200 https://t.co/RWv1xS4rIQ pic.twitter.com/TECuvhCw28
— nasu (@100nasu) November 9, 2019
このテキストは、英語学習に対して「DUO3.0」とはまた違ったアプローチの仕方をしていて、そこがとても気に入っています!
本日のブログでは「ダイアローグベーシック1200」のおすすめポイントを「DUO3.0」と比較しつつご紹介するので、「DUO3.0」で挫折した方もぜひチェックしてみてください☆
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「ダイアローグベーシック1200」のおすすめポイントその1は
ある程度長さのある会話で話の流れが分かる!
です。
テキストは一つの見開きに一つのダイアローグ(会話)が掲載されていて、一つのダイアローグはおおよそ100語前後です。
この100語前後という会話の長さが絶妙で、学習にあまり負担のかからないボリュームでありつつ、登場人物の間での話の流れがきちんと把握出来るので
「どういったシチュエーションでこの表現を使うのか?」
「この表現の裏にはどんな感情があるのか?」
といったことが自然と理解出来ます。
一方「DUO3.0」は基本的に独立した文章の羅列なので前後の話の流れが分からず、感情移入がしずらいという側面があります。
「最少の例文で最大の英単語・熟語を覚える!」
という「DUO3.0」の基本理念からするとしょうがないことなのですが、英語の例文に感情移入がしずらいと、どうしても学習が単調になり、結果として挫折しやすくなってしまいます。
「DUO3.0」の無味乾燥さ(?)に馴染めずに1周めを終えられなかった方も、ぜひ懲りずに「ダイアローグベーシック1200」を手にとって見てみてください。
自然かつ人間味あふれる会話が繰り広げられていて、「DUO3.0」よりかなり学習を進めやすいと思います。
「ダイアローグベーシック1200」のおすすめポイントその2は
同じ単語や派生語が別の会話で登場し、自然と復習が出来る!
です。
例えば、ダイアローグ17で”compulsory”(強制的な)という単語が会話文中に登場します。
He is required to take a physical examination next week. It’s compulsory.
来週、健康診断を受ける必要があるんです。強制なんです。
「ダイアローグベーシック1200」50ページより
またダイアローグ45では同じく「強制的な」という意味の”mandatory”という単語が登場します。
Under the revised law, it’s mandatory for cyclists to use roadways.
改正法の下では、サイクリストも車道を使うことが義務付けられている。
「ダイアローグベーシック1200」106ページより
そして”mandatory”の派生語として”compulsory”が掲載されており、テキストを進めていくと自然と以前学習した単語を復習することが出来ます。
一方「DUO3.0」はというと、”compulsory”は例文の中に見出し語として出てきますが、”mandatory”は派生語として紹介されているだけで”mandatory”を使った例文は掲載されていません。
Many people regard the current compulsory education system as being obsolete.
「DUO3.0」例文329より
この「ダイアローグベーシック1200」の特徴は意図して設計されたものではないと思いますが、復習という側面から見ると、「DUO3.0」の「同じ単語が重複して出てこない!」という最大の特徴は良くもあり悪くもあるな〜と思います。
「DUO3.0」を学習した直後に英語で書かれた記事などを見ると、「DUO3.0」に出てきた単語がザクザク出てきてコーフンしたりするワケですが、あまり英語学習に時間を掛けられない人にとっては、1冊のテキストで同じ単語に複数回出会える「ダイアローグベーシック1200」の方がもしかしたら効率的かもしれません。
「ダイアローグベーシック1200」のおすすめポイントその3は
6人の登場人物が出てきて飽きにくい!
です。
「ダイアローグベーシック1200」には
・Ken(ケン)
・Yumi(ユミ)
・Tom(トム)
・Kate(ケイト)
・John(ジョン)
・Diana(ダイアナ)
という6人の登場人物がいて、様々な組み合わせでダイアローグ(会話)が繰り広げられます。
学習をすすめていくと
・KenとYumiの日本人コンビは数学が苦手!?
・Tomは多趣味で博識のスゴいヤツ!?
・Johnはクイズを出すのが好き!?
等など、それぞれのキャラクターの特徴が分かってきて親近感が湧いてきます。
「DUO3.0」にもBob(ボブ)やJennifer(ジェニファー)といった名物キャラクター(?)が登場するにはするのですが、なにしろ例文がそれぞれ独立しているので、学習する側がかなり想像力を働かせないと登場人物に親近感が湧きません。
ちなみに、「ダイアローグベーシック1200」の登場人物はそれぞれ「アメリカ英語」「イギリス英語」「オーストラリア英語」「カナダ英語」を話すという設定になっているのですが、これに関しては私の場合特にメリットやデメリットは感じませんでした。
同じ文章をそれぞれの英語のネイティブスピーカーが読み上げてくれたら、「アメリカ英語」と「イギリス英語」などの違いが明確になって分かりやすいだろうな〜とは思うのですが・・・。
TOEIC対策をしている方にとっては有用なのでしょうか???
以上
「DUO3.0」とは真逆のアプローチ!?英単語集「ダイアローグベーシック1200」をおすすめする3つの理由
でした!
おすすめポイントをまとめますと
・ある程度長さのある会話で話の流れが分かる!
・同じ単語や派生語が別の会話で登場し、自然と復習が出来る!
・6人の登場人物が出てきて飽きにくい!
の3点となります。
「DUO3.0」は素晴らしい英単語集で今でも大好きなのですが、英語初級者が取り組むにはちょっとハードルが高いというのも事実。
一方、「ダイアローグベーシック1200」は「自然な文章の中で英単語を身につける」という「DUO3.0」の基本的な姿勢を受け継ぎつつ、より取り組みやすく、かつボリュームアップしたテキストだと思います。
「DUO3.0」で英単語学習を挫折してしまった人も、「ダイアローグベーシック1200」であれば継続出来る可能性がかなり高いと思うので、興味を持った方はぜひ手にとって見てみてください!
次回のブログでは、私が実際にどんな風に「ダイアローグベーシック1200」を使っているかをなるべく具体的に紹介したいと思います。
上級者向ケノ「ダイアローグ1800」モ、スデニ買ッテアリマス・・・!