お正月休みに実家に帰省した際、とても面白い本を読んだのでご紹介します!
本を畳の上に置いているところがいかにも実家っぽい・・・(笑)
フジテレビの『ホンマでっか!?TV』に出演されている植木理恵先生の
シロクマのことだけは考えるな!―人生が急にオモシロくなる心理術 (新潮文庫)
です。
『ホンマでっか!?TV』で植木先生の分かりやすいお話に「ナルホドな~」と思うことが多かったのですが、この本も興味深い心理学のお話満載でした!
中でもとくに興味を惹かれたのがパニック発作を起こした時の対処方法です。
本の中でパニック発作(緊張しすぎて頭が真っ白になったりする状態)を起こしてしまう人の「思考パターン」が紹介されていたのですが、コレには@100nasuもメチャクチャ思い当たるフシがあります(^▽^;)
少し引用させていただきますね。
私もかつてそうだったのですが、緊張が高じて意識を失ってしまうような人たちには、一つの大きな共通点があります。それは、少しでも気分が悪くなったら間髪を入れずに、「私はヘンになってなんかいない。どこも痛くない。気のせいだ!」と、身体症状を完全否定すること。これ、心理学では「回避的コントロール」
と呼ばれる行為です。
とにかく深呼吸したり胸を叩いたりしながら、「平常心…平常心…」と、気持ちを鎮めようと頑張る。自分を必死でなだめ、また強烈に励ますのです。
そうすると、心が落ち着きそうな気がしますよね。ところが、この「回避的コントロール」こそが、実は大間違いなのです!
特に自分を必死でなだめ、また強烈に励ますという部分、すごくよく分かります!
実は@100nasuも緊張しすぎて気持ち悪くなった経験が複数回有り(汗)
(その時のお話はまたいつか!)
そんな時、「平常心…平常心…」と気持ちを鎮めようとするのが大間違いだなんて・・・
いったいどうすれば良いんですか!?植木先生~/(≧□≦;)\
実は植木先生ご自身も以前はパニック発作に悩まれていたそうです。
(現在の『ホンマでっか!?TV』での落ち着きっぷりからは想像出来ませんネw(゚o゚*)w)
そんな植木先生が発見したパニック発作解決法がコチラ↓↓↓
例えば。私は、緊張してちょっと手が冷たくなってきたら、「おっと手が冷たい。ジーンと冷たくなってきた」と、一人でブツブツ言うのが習慣になっています。
頭もよく痛くなるのですが、そういうときは、「頭が重いなー。どんどん重くなってきた。あ、コメカミも痛い」というふうに、一人で盛り上げて?いきます。
名づけて「ひとり実況中継」!!
特別な道具もお金も必要ないので、今日からすぐに実行できそうです(^^)
今までは緊張して気持ち悪くなってきても
「周りの人に心配をかけちゃいけない」
「精神的に弱い人だと思われたくない」etc.
そんな風に考えて、ジッとガマンすることが多かった@100nasu。
でもこれからは
「あ~緊張してきた・・・心臓がバクバクしてる・・・脂汗かいてきた・・・立っていられないかも・・・
椅子!椅子!誰か椅子持ってきて~!!」
・・・と、ベラベラ喋ってみたいと思います!
いや、実際に緊張した時にベラベラ喋れるかどうかは分かりませんが、辛い時に「辛い」と言葉に出すのは結構勇気がいるので、このぐらいの心構えで調度良いのかな~と(`・ε・´)b
ここ数年、@100nasuはパニック発作(もしくはそれに類似する症状)を起こしていません。
でもそれはパニック発作を克服したというよりも、無意識のうちに緊張しそうな状況を避けてきた結果だろうな~と思っています。
苦手な状況を避けるというのも処世術の一つではありますが、それだとやっぱり人生の行動範囲が狭まってしまいますよネ。
今度から「あ!緊張してきた・・・っ!?」と思ったら「ひとり実況中継」を試してみたいと思います!
「緊張しやすい」「アガりやすい」「緊張しすぎて倒れたことがある」という方
シロクマのことだけは考えるな!―人生が急にオモシロくなる心理術 (新潮文庫)
必読ですヨ~(^▽^)/
調べてみたら植木先生の著書がいっぱいありました。他のも読んでみたいと思います☆