有名ブロガーのちきりんさんがオススメしていた『勝ち続ける意志力』、遅ればせながら@100nasuも読んでみました。
・「勝つこと」と「勝ち続けること」(Chikirinの日記)
1日で貪るように読んだ結果・・・想像していた以上にスゴい本だったのでご紹介します!
特に第二章の「99.9%の人は勝ち続けられない」は人間の本質をつくような言葉がギッシリ詰まっていて、「この本を書いた人、ちょっと神がかっているかも・・・Σ(゚口゚;」と思ったほど。
ちきりんさんをはじめ沢山のブロガーさんが取り上げている本なので、このブログでは@100nasuなりに
アプリ開発者の視点で読み解いてみたいと思います。
例えば人間関係にしても、自分はこれくらいの強さだから、この人に話し掛けるのはやめておこうとか。勝負の世界はその強さで上下関係が決まるようなところがあるから、自分なんかが話し掛けても友達になれないと思うのだろう。
あるいは自分の実力はこの程度だから、世界チャンピオンと試合をしても仕方ないと尻込みしたりする。
それでは進化は望めないし、つまらないのではないだろうか。(101ページ)
『勝負の世界はその強さで上下関係が決まるようなところがある』という部分、グッときました。
アプリ開発の世界での強さと言えば、「総合1位獲得!」とか「100万ダウンロード突破!」とか、そういう物差しで測られるかと思います。
そして確かに@100nasuも、そういう強い開発者さんに対して尻込みする時・・・ありますネ(^◇^;)
(Twitterで話し掛けようとして途中でやめたりとか(笑))
でも確かに『それでは進化は望めないし、つまらない』。
これからはチョッピリ勇気を出して一歩前に出てみたいと思います!
少しの変化を見逃さないで、毎日のように変わろうと意識していると、いずれ大きな変化-覚悟が必要になったときに躊躇せずに行動することができる。1年とか2年周期でそんな時期がやってきたとき、普段から変化や挑戦を意識している人は、迷わずチャレンジする道を選ぶことができる。(104ページ)
アプリ開発に関して言えば、日本でiPhoneが発売される前から情報収集をして準備をしていた方と、「アプリ開発で稼げるらしい」という話が広まってから取り組んだ方では、ずいぶん得るモノが違っただろうと思います。
(@100nasuは完璧に後者です)
せいぜい2年ぐらいのタイムラグしかないのですが、変化の早いWebやアプリの世界ではそのタイムラグが致命傷になるコトも十分あり得ます。
かと言って、今の@100nasuが『迷わずチャレンジする道』を選べるかどうかというと・・・う~ん、正直自信がありません(-ω-;)
変化に慣れていないからなのでしょうネ~・・・。
ヨシ!コーヒーを紅茶にするとか、初めてのお店でランチしてみるとか、
小さなコトからでも始めてみます(`・ω・´)bビシッ
努力を続けていれば、いつか必ず人の目は気にならなくなる。
僕もこの2、3年で、人の評価や結果は一過程のもので、それよりも自分がやっている努力の方が遥かに尊いと思えるようになった。自分の取り組みが正しいのか、正しくないのか。そこで煩悶してしまうのは、まだ自信がなかったからだ。それでもめげずに、強い意志を持って続けていくと、
「正しくないかもしれないけど、俺はこれでいい」
そう思える日がやってきた。(108ページ)
「努力が尊い」という言葉をすご~く久しぶりに聞いた気がして、上の文章を読んだ時思わず泣きそうになってしまいました・・・(´;ω;`)
アプリ開発者の世界は、ランキングやDL数、広告収入などで毎日(いや、1時間ごとに!?)評価や結果が数字で出るので、ついつい一喜一憂したり振り回されたりしがち。
そんな中でおごり高ぶらず、尚且つ卑屈にもならず、着実に前進するためには『自分がやっている努力』に意識を集中させるのがコツなのかな~と思いました。
自分では頑張っているつもりでも、冷静に毎日の行動を振り返ってみると「努力する余地」が幾らでも見つかるんですよネ・・・。
反省反省(´∀`;)ゞ

By: Ibrahim Iujaz
今回@100nasuはアプリ開発者として『勝ち続ける意志力』を読み、イロイロな発見があったワケですが、例えばスポーツ選手や受験生が読んだとしても、それぞれの立場で胸に響く言葉や発見があると思います。
著者の梅原さんはゲームの世界の人ですが、どんなジャンルであれトコトン突き詰めると最終的には普遍性を獲得するというコトなのでしょうか。
なんとなく「煩悩の嵐をくぐり抜け、悟りという静かな世界にいるお釈迦様」というイメージが頭に浮かびます。
@100nasuもいつかそんな境地になれたらいいなぁ~(´∀`).。oO
とにかく『勝ち続ける意志力』全力でオススメします!!
現在3本目のアプリ鋭意開発中!