前回のブログでは
英語初級者には洋画や海外ドラマを使った学習はオススメ出来ない
というお話をしました。
そして最後に
それでもやはり英語初級者は洋画や海外ドラマ(特に海外ドラマ)を見るべきだ
という、一見矛盾した主張をしました。
今回のブログでは
なぜ英語初級者であっても洋画や海外ドラマを見るべきなのか?
についてお話したいと思います。
「洋画や海外ドラマを見たら、英語話せるようになるかな〜???(´∀`).。oO」
と思っている英語初級者の方、ぜひ読んでみてください。
スポンサーリンク
英語を習得したいと思った場合、英語に触れる時間をなるべく増やすコトは必須です。
まったく同じ能力のAさんとBさんがいて
・Aさんは24時間英語のみの環境
・Bさんは1日1時間英語に触れる環境
で1年間を過ごしたら、AさんとBさんの英語力に差が出るのは当然ですよね?
もちろんコレほど極端な例でなくても
・1日1時間の人 VS 1日3時間の人
・週に3回の人 VS 週に7日間の人
で英語力に差が出てくるコトは容易に想像出来ます。
「海外に移住したら英語を話せるようになるのでは?」
「留学したら英語を話せるようになるのでは?」
と考える人が多いのも、海外移住や留学によって英語に触れる時間が(なかば強制的に)増えるコトを見越しているからだと思われます。
「じゃあ、英語を勉強する時間をガンガン増やせば良いじゃん???(゚∀゚)b」
と思われるかもしれませんが、コレはコレでまた困難な問題を抱えています。
「意志力」という言葉を聞いたことはありますか?
あるいは「決断疲れ」という言葉は?
・会社帰りの電車の中で洋書を読む
・机に向かって瞬間英作文をする
・英語で日記を書いてみる
どれも行うには
「・・・よし!やるか!」
という意志力、もしくは決断力が必要です。
そしてその意志力もしくは決断力は、残念ながら有限なのです。
「決断疲れ」が生産性を奪う | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
上記の理由から、「意志力」(努力、やる気、根性など、しばしば様々な言葉で表現されるアレ)で英語に触れる時間を増やすのには限界があります。
しかし英語に触れる時間を増やすのに、常に「意志力」が必要なワケではありません。
レディー・ガガのミュージックビデオを見る時、特に「意志力」は使わないですよね?
映画館にハリウッド映画を見に行く時も
「英語を勉強するゾ!」
という「意志力」は使っていないはずです。
こんな風に、実は「意志力」を使わなくても英語に触れる時間を増やすことは可能なのです。
それにしても、なぜミュージックビデオやハリウッド映画を見る時「意志力」が必要無いのでしょう?
それはミュージックビデオやハリウッド映画が娯楽だからです。
仕事の疲れが溜まってきた木曜日の深夜「アメトーーク! 」を見て気晴らしするのと同じように、洋楽や洋画が楽しみやストレス解消になるからです。
幸いなことに最近は、わざわざレンタルショップに行かなくても、自宅で洋画や海外ドラマを見られるサービスがたくさんあります。
上手に利用すれば、「意志力」を使わずに英語に触れる時間をどんどん増やすことが出来ます。
「意志力」を使わずに、つまり娯楽として英語に触れる時間を増やすコツは
欲張らないコト
だと思います。
なるべく楽に、なるべくストレスを感じずに英語に触れられる方法がベストです。
なので、洋画や海外ドラマを見る時は無理せずに
英語音声、日本語字幕
でOK!
(あくまで英語初級者向けのお話です)
そして節約して浮いた英語学習の「意志力」は、
・DUO 3.0
・どんどん話すための瞬間英作文
に集中して注ぎ込みましょう。
賢明な皆さまはすでにお気づきかと思いますが、英語初級者にとっては、あくまでも
英語参考書がメインの学習
で
洋画や海外ドラマはサブ
に過ぎません。
念のためご注意を・・・!
以上、まとめますと
なぜ英語初級者であっても洋画や海外ドラマを見るべきなのか?
→「意志力」を使わずに英語に触れる時間を増やす最適な方法だから
→節約して浮いた「意志力」は優れた英語参考書に注ぎ込もう
という感じです。
今日も長文になって疲れた・・・(^^;)ゞ
そして
なぜ英語初級者には洋画よりも海外ドラマの方が断然オススメなのか?
については触れられなかった(笑)
というワケでこのシリーズまだ続きます。
ブログの更新情報はTwitter(@100nasu)でチェック☆